2011年09月19日

便秘に効果のあるヨーグルトの歴史

便秘に効果のあるヨーグルトの歴史


「便秘にはヨーグルトが効く!」
よく雑誌などで見る言葉ですね。
確かに便秘にはヨーグルトが大変効果的です。
そんなヨーグルトの効果を見ていく前に、
ここではヨーグルトの歴史を学んでみましょう。

そもそも、ヨーグルトとはいつ頃、どこの国で作られ始めた食べ物なのでしょうか?
実はヨーグルトはとても長い歴史を持つ食べ物です。
遡ることは紀元前3000年頃、場所はブルガリアであったと言われています。

乳をヤギの皮を使った袋に入れていたところ、発生したバクテリアが効果をもたらし、
ヨーグルトの原型になるものが生まれたそうです。
こうして自然発生したヨーグルトは、長期間そのままの形で重宝されました。
そして時代は2世紀頃、ブルガリアの民がヨーロッパに移住し始めたことがきっかけで、
ヨーロッパ全土にヨー グルトが広まり始めたのです。

では、わが国日本にヨーグルトはどのように伝わってきたのでしょうか?
実は日本においてもヨーグルトの歴史は大変古いものです。
時代にして7世紀の頃、日本にヨーグルトは伝わったといわれています。

日本で最も古いといわれている医学書の中にも、
乳製品は健康に非常に良いものだと記されていました。
しかし当時のヨーグルトは地位のある方々の薬として使われていたため、
大半の人々はヨーグルトの存在さえ知らなかったといわれています。

一般人にヨーグルトが広まったのは実はつい最近のことです。
プレーンのヨーグルトが販売されたのが今から40年ほど前の事です。
それまでは砂糖を加えたヨーグルトのみが売られていたため、
味も日本独自のものだったのだとか。



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